いきなり転職活動を始める前に
今の仕事に行き詰まりや不満がある場合には思い切って転職をするということは悪いことではありません。
ですが仮に「今すぐにこんな会社辞めてしまいたい」と思ったとしても、それをすぐに行動に移すのはあまり賢明な手段とは言えません。
最初から従業員が代表取締役社長を入れて10人ほどの小さな会社ならば逃げ場もありませんが、例えば各地に支店のある大きな企業や複数の課があるという場合には異動を願い出ることで現在の環境を変えることができるかもしれません。
人事へ希望を伝えることは自分にとって悪い評価になるとは限らず、むしろ自分のパフォーマンスを高めるための方法を自ら訴えるという貴重な意見にもなります。
他にも社内の問題を解決するための方法を協力的なスタッフと連携をして試してみたり、いくらでもしておくべき手段はあるはずです。
安易に転職を選んでしまうとそれが逃げグセとなってのちに就職する企業で同じことを繰り返してしまうこともあるので、まずは後から後悔のないようすべきことを全て試してみましょう。
内密に活動を行いギリギリまで意思表示はしないこと
それでもどうしても転職をしたいということならば、きちんと内定がとれるまでは内密に就職活動をしていくようにしましょう。
先に退職の意志を示してしまうと、その後社内での立場がかなり悪くなってしまいますし、いづらさから就職先が決まる前に早期退職をして無職期間ができてしまうおそれもあります。
内々に就職活動をするためにおすすめなのがネットの転職支援サービスの利用です。
転職支援サービスの場合普段は忙しくて自分で求人を探すことができない人でも、エージェントが代わりに条件にあったものを探して紹介してくれるのでとても便利です。