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転職を決めた理由ランキング5

頭を抱える男性

何度も転職を繰り返す人

職場に不満を抱えたり、家庭の事情でやむを得ず職場を離れたりなど転職理由には様々ありますが、その中で、自分の仕事が見当たらずに転職を繰り返している人について紹介していきます。

転職理由5選

社内間のコミュニケーションがうまくいかない

転職する人の大半の理由が、社員同士の人間関係がうまくいかずに職場を離れる理由にしています。

職場での人間関係に不満を持たない人はいないでしょう。あからさまなパワハラやセクハラを除いた、対人コミュニケーションでの転職は果たして理由になるのでしょうか。

給料に不満を持っている

会社の支払う給与が自分の仕事量と見合わないことを理由に転職を考えてしまうケース。
近年は、年功序列型の企業は減り、代わりに仕事の能力を重視した成果主義が査定方法の基準にしている企業は増えています。

そうなると、なかなか昇給できずに会社に不満を抱える人も出てくるでしょう。一方で、採用される前の雇用形態や労働条件などにきちんと目を通し、契約条件に合意の上で就職先に選んだのではないかと疑問視してしまうことも。

離職率が高い

月に2.3人以上は辞めてしまう、目標にしていた人が辞めてしまったなど会社の離職率の高さから転職を考えてしまう場合もあります。

この場合、職場環境や労働条件のレベルを考慮して、長く続けられる職業を選んでいるでしょうか。

幅広い経験や知識を積みたい

スキルアップやキャリアアップを考えているビジネスマンの転職理由の1つと言えるでしょう。

現在の職場を離れて、学んだ知識を次の職場でスキルを活かしたいという方にこうした転職の傾向がみられます。

会社の今後が不安

従業員のレベルもそうですが、会社全体の業績や、経営方針の見通しが立たない場合に、どうしても不安になってしまうでしょう。こうした理由から転職を考えてしまう人は多いようです。

転職後の満足度

2014年9月1日から1カ月間にかけて「エン転職コンサルタント」が実施した転職後の満足度調査があります。それによると、年収別に満足度は異なりますが、全体の6割が満足できていないという調査結果が出ています。

年収の多い800万円以上では、スキルアップやキャリアアップなどの積極的な転職理由が多く、転職前と転職後で、自分の成長を感じていることから満足している人が多いとみてとれます。

これに対し、年収500万円未満では、労働条件や給与が低いなどのネガティブな転職理由が多く、転職先でも同様の意見からあまり満足度を感じられていない人がいるようです。

2つの転職後に満足しているかの違いは主に、自己成長を目的にした転職である場合と、契約条件、労働条件の改善を目的に転職をしていることがわかります。

参考:転職者の6割は転職結果に満足していない 転職への期待や満足度は年収で異なる結果に ー「エン転職コンサルタント」ユーザーアンケート集計結果ー

転職を繰り返す人に対する日本の見方

今の職場環境に満足できず、転職を繰り返してしまう人の評価は、どちらかというと低い傾向にあります。

企業からしてみれば、転職履歴の多い人を目の前にすると、採用してもすぐに辞めてしまう懸念があるため、面接での評価は低くなりがちのようです。

また、転職に時間を費やしてしまう人もいるでしょう。そのため、年齢的にも直ぐに企業の戦力として働いてほしいと思われるため、就職した後でも求められるノルマが高くなってしまう可能性もあります。