今だから見直したい紙の手帳
ビジネスマン(女性含む)として仕事をするときの7つ道具として数えられているものの一つに「手帳」があります。
現在ではスマホアプリとして使用することができたり、パソコンやタブレットと連動して使用することができるものがあったりと多様化はしていますが、やはり基本となるのは紙面で管理をする手帳です。
GoogleカレンダーやiCalといったパソコンとスマホで連動して使用できる手帳を愛用している人もいると思いますが、あえて今紙面手帳のよさを見なおしてもらいたいところです。
現在女性や学生などの若い世代には紙の手帳は人気が復活する兆しが見られており、かつて製造が一旦中止になっていたモレスキンが復活をしたことによりここ数年で爆発的なヒット商品にもなりました。
手帳の使い方の基本とは
手帳を使うときにはまず基本となる使い方からマスターしていくことが大切です。
毎年10月くらいから書店や文房具店では数多くの手帳が店頭に並ぶようになりますので、まずはいくつか手にとって自分が書き込みをし易いものであるかどうかということを確認していきましょう。
これまであまり手帳を積極的に活用してこなかったという人の場合には、あまり小さなサイズではなく気持ち大きめのものを選ぶのがよいと言えます。
特にビジネス用として使用していくためには書き込みスペースの広さはかなり使いやすさと直結してくるので、月ごとや週ごとなどの単位で多くの書き込みができるものを購入してみましょう。
この時一緒に揃えて置きたいのが、複数の色のペンと付箋です。
手帳を使いこなすためにはこのペンの使い方というのが非常に重要で、仕事の緊急性やプライペートとの区別、または自分だけわかるような印として配色をしていくとかなり見やすい手帳にすることができます。
モレスキンなどもそうですが、人気のある手帳メーカーの製品はどれも余白のつけかたに独自の工夫がされており、自由に文字や絵をつけることができる仕様になっています。
紙の手帳のよさはこのなんでも書き込めるというごちゃごちゃ感にあり、書き込みが増えるごとに次第に愛着感もわいてくるようになります。
書くことがわからなかったらとにかくなんでも書いてみる
とはいえいきなり手帳を持ち始めた人などは、どういう時に何を書き込めばよいかがわからないということもあるでしょう。
そこで手帳初心者におすすめなのが、とにかくなんでも気がついたことを書き込んでいくという方法です。
せっかく年始に買ったけどもほとんど使わない手帳があるというときも、予定や仕事だけでなく1行日記や感想記録といったように使って見ると次第に書き込みが楽しく感じられるようになります。
街を歩いていてふと公開予定の映画のポスターを見かけたり、クリーニングに出して受け取りの日を連絡されたりしたときなどにさっと手帳に記入するようにしていくと、案外それがもとになって意外な発想ができるようになったりします。
それと数年してからその年の手帳を見返すというのもまた楽しいものなので、ぜひ捨てずにとっておくようにしましょう。