報連相とは何か?
どこかの企業で社員として仕事をするには、自分1人だけでは仕事が進まず、チームワークを要求されることもあります。
よく言われる報連相とは、報告・連絡・相談の頭文字を取り合わせた言葉であり、仕事をする上ではとても重要な事項です。
・報告
報告は上司や会社の指示に対して、部下がその指示を行なった結果を報告することです。
部下から上司に、後輩から先輩に、というような流れで報告します。
・連絡
情報を関係者に知らせて連絡することであり、連絡には自分の意見や憶測は混ぜません。
上司や部下にかかわらず、誰でも連絡は行なうことになり、誰かに出先まで外出する、社員が遅れて出社してくる、などのことがあります。
・相談
判断に迷うときに、上司や先輩に意見を伺う行為です。
または同僚に参考意見を聞いてアドバイスをもらうこともあります。
仕事をする上で悩んだり迷ったら、行なうのが相談です。
これらの報連相は、会社で社員全員や上司と意思疎通をして、情報の漏れがないようにするために行なう重要なことです。
報連相が無いような会社では、意思疎通が上手くいかず、仕事の効率が悪くなり、時には業績にも関わります。
逆に報連相を常に必要な時に行なっている会社は、意思疎通が上手くいき、また新しい仕事でのアイディアなども生まれやすいです。
仕事のミスやトラブルを避けるためにも、報連相は重要です。
報連相の行い方
・報告
まずは相手の都合を確認します。
いつでも何時報告をしても良いですが、出来れば報告事項が出来たなら早めに行ないましょう。
そして必ず報告は、相手に直接行い、メモやメールでの報告は出来るだけ避けます。
ただ相手が出張や外出中は、電話で報告しても構いません。
こまめに報告は行なうべきであり、しつこい思われるぐらい、頻繁に行なった方が良いです。
ミスやトラブルが起きたときは、その報告はすぐ行ないましょう。
・連絡
連絡を行なうときは、どんな内容なのかはっきりと具体的に行ないます。
特に時間や時期に関することは、必ず数字でいうようにして、今月中や昼頃などという曖昧な言葉は使わないようにします。
連絡は関係者全員に、迅速に伝えます。
誰か一人でも漏れがないようにして、伝えるべき相手は誰かを確認し、全員に連絡します。
・相談
疑問や悩みがあれば、すぐに相談します。
くれぐれもよくわからないけど、いいだろうなどと放置することはしてはいけません。
相談すべき相手は、出来れば最初は上司であり、仕事の指示を受けた相手に相談します。
また仕事を行なう上では、アイディアや改善点が見つかるかもしれません。
そのようなことも、相談して上司などの判断を仰ぎます。
ただアイディアや改善点を相談するときは、これも具体的に言わないとなりません。