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できる男はやっている!スーツ着こなし術

基本の着方

スーツを格好良く着るには、良いスーツを着る、正しく着る、という2点が重要です。
格好良く着たいなら、上質のスーツを用意すべきであり、そのようなスーツは3万円以上の値段はします。
ただし上質なスーツでも、サイズが合わない、マナーが出来ていないというのでは、意味があります。

「Manners maketh man」という言葉があるように、マナーを身につけると、自然と人が出来てきます。
また社会人になって、役職がついてくると、それに見合うスーツを着るべきです。
係長ぐらいなら5万円ぐらいのスーツでも構いませんが、部長クラスだと10万円以上、役員クラスは25万円以上が目安です。
そして上質なスーツほど長く着られるという特徴もあるので、長い目で見るとコストパフォーマンスも良いです。

パーツ別選び方とマナー

・ジャケット

ジャケットを選ぶときは、お腹周りは拳が1つ入るぐらい、肩幅は1cm肩がつまめるぐらい、着丈はお尻がギリギリ隠れる長さ、ラペルの幅は細めが良い、ということになります。
ジャケットは、そのスーツの印象を作りますので、とても重要です。
細すぎると貧相に見えて、緩すぎると格好悪いです。

着るときは、一番下のボタンは外すのがマナーであり、これは飾りボタンであるためです。
またポケットのフタは統一します。
ただシングルスーツは、立っているときだけは一番下のボタンもとめます。
ダブルスーツの時は、6つボタンだと中央の2つ、4つボタンだと下2つをとめます。

・パンツ

パンツをはくときは、裾は余らせず地面に付かないようにします。
冠婚葬祭などの時にはくなら、裾はシングル仕上げが普通であり、ダブルにすると恥をかくときがあります。
ただ仕事などで履くなら、ダブルにすると格好良く見えます。
サイズは、ウエストに合ったジャストサイズのパンツをはきましょう。

マナーとしては、中央に折り目を付けたセンタープレスを行ない、ベルトは靴の色に合わせます。

・シャツ

シャツの肩幅は自分の肩幅に合わせて、着丈はパンツの半分ぐらいにかかる長さ、ジャケットの裾からから1cmぐらい見える長さ、首周りは指2本ぐらい入るサイズを選びます。

マナーとして、シャツの色は白か水色が基本です。
ボタンダウンにするとカジュアルな印象になり、フォーマルな場面では向いていません。
ポケットのないシャツの方が、すっきりまとまって格好良く見えます。

・ネクタイ

ラペルやシャツの襟幅と合う太さを選びます。
長さはベルトにかかるぐらいです。
ネクタイを結ぶときはくぼみを作るのはマナーであり、くぼみのことをティンプルと言い、ネクタイが引き締まってスタイリッシュに見えるので、必ず作ります。

・靴

色は基本は黒か茶色で革製の靴紐であるべきであり、靴下はスーツの色に合わせます。
格好良く見せるなら、革紐がついてないモンクストラップにすると良いです。