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知らないと恥ずかしい!席次のマナー

基本の席次

まず会議室や接待などでの席次は、出口の一番近い席が下座となり、一番遠いところが上座となります。
つまりは出口の扉に一番近い席が下座です。
そして次に反対の壁側が、その次となり、出口のない方の席が上座です。

・会議室

会議室にお客様を招く場合は、出口に近い方が下座となり、会社の社員が座ります。
出口から遠い方が上座となり、来客者を招きます。
気をつけないとならないのは、接待などと違い、座席の真ん中に一番目上の人や役職の高い人が座ります。
そして入り口側が、一番下の位の人、平社員などが座ります。

・応接室

応接室では、出口から遠い奥の席が上座です。
椅子よりもソファーの方が上座になります。
椅子にも、長椅子、肘掛け椅子、背もたれのある椅子、背もたれのない椅子の順で格が下がりますので、注意しましょう。

自分が応接室に通された場合は、相手が来るまでは下座に座るか、立って待ちます。

・議長がいる会議

議長がいるような会議室でも、議長の隣の入り口から一番遠い席が上座、議長を挟んで反対の席が次席、上座から次に入り口に遠い席が三番目というようになります。
これは四角いテーブルでも、コの字型の席でも、席次の順番は同じです。

・円卓

円卓でも一番入り口から遠い席が上座になります。
逆に入り口に一番近い席が下座です。
そして上座の時計回りで隣が2番目、上座の反時計回りで隣が三番目、というように交互に順番になります。

・車

車ではタクシーなどに乗るときは、運転席の後ろが上座です。
そして上座の反対側のドアの隣が次席です。
運転席の隣の駅が下座になります。

誰かが運転するような車では、運転席の隣が上座です。
そして運転席の後ろが次席となり、次席の反対のドアの隣が三番目、真ん中が下座になります。

・歩道

目上の人が前を歩き、目下の人が後ろを歩きます。
後ろで2人以上同行する時は、右側が上座です。
ただし、先導して目的地に案内するような場合は違います。

エレベーターの場合

操作パネルのある奥の位置が上座であり、操作パネルのない方の奥が次席、操作パネルの前が下座です。

・乗り降りの仕方

お客様を案内するような時は、以下のようにエレベーターを操作します。
1、ドアが開いたら、手で押さえて、お客様に先に乗ってもらいます。
2、上司がいるなら、お客様の次に乗ってもらい、全員乗ったのを確認し、下座の位置にあなたが乗り、操作パネルの前に立ちます。
3、途中で誰かが乗り降りするときは、あなたが開閉ボタンを押します。
目的の階に着いたら、あなたが最後に降りて、手でドアを押さえてお客様や上司を先に行かせます。

ただ大きなビルなどでは、他の人も乗ってきたり、先に乗っている場合もあるので、邪魔にならないように動きましょう。
操作パネルの前に先に誰かが乗っているなら、お客様を誘導したり、目的の階のボタンを押すぐらいにして、臨機応変に動きましょう。