PDCAサイクルって何?
ビジネスの場面においてはもちろん、プライベートの場面でも活用できる、重要なサイクルとして知られている1つに、PDCAサイクルがあげられます。
PDCAサイクルは、Plan、Do、Check、Actionの4つの頭文字を取ったサイクルの事で、これらのサイクルが明確になって居ると、仕事効率アップ、仕事の質を高めることに繋がるのです。
Pは計画、目標設定の事を指し、物事に対してプランニングを行います。
5W1Hを大切に、実行可能なプランニングを行って、業務を推敲していくのです。
その後計画に基づいてD、実行をしていきますが、計画に遅れが出たらその都度対応し、出来るだけ計画に沿って実行をしていきます。
実行をした後、C、チェックをして、実際に計画に沿った事が出来たかどうか、良かった点と悪かった点を具体的に挙げていき、A、今後活用していくためにどの様なアクションを取るべきか、改めて考えていくのです。
このサイクルを繰り返すことで、日々成長、日々進化に繋がり、ビジネスの部分だけではなく、様々な部分で活用する事が出来るでしょう。
活用の具体例は?
PDCAサイクルを使って、例えば、WEBサイトのアクセス数を10人増やす事を目標として、PDCAサイクルを利用します。
まずPですが、サイトのアクセス数を増やす方法には様々な方法がありますので、具体的にどんな方法があるかを考え、実行可能な方法をいくつか挙げて行きましょう。
WEBサイトのターゲットはどんな人なのかを考えて、どうすればターゲットに見られるサイトを作れるのか、サイトの内容を変えてみたり、サイトが検索エンジンに引っかかるように計画を練ります。
次にDですが、実際に計画の下実行に移して、それぞれの計画を進めていきましょう。
サイトの内容を変えて、検索エンジン設定を行い、様子を見てみるのです。
そしてC、その結果がどうだったかチェックをし、アクセス数が増えていない場合はどうしては、反対に増えた場合は何故なのかを考えます。
最後にA、検証結果を基に改善するべき点を改善し、新たな計画を立てる際の参考にしていくことが大切です。
営業の売上を上げるためのPDCAを繰り返しながら、提案内容をブラッシュアップしていく必要があります。営業のロールプレイングにも様々な方法があり4タイプを引用で紹介します。
・ケース型・・・実際の商談に近い形式のロールプレイング
・グループ型・・・グループ内で役割交代しながら行うタイプ
・問題解決型・・・実際に起こった問題を解決するタイプ
・モデリング型・・・成績のよい代表者をモデルとして行うタイプ
[引用元]https://makerpark.jp/column/knowhow/710/
顧客側の立場で提案を受けた時に、どの部分が魅力的に感じたか、どの部分の表現が分かりにくいか、フィードバックを行い改善していくことで、提案内容をどんどん磨いていくことができます。最適な提案手法は、時代により変わるためロールプレイングのPDCAは定期的に行っていきましょう。
PDCAサイクルを回し続ける為に重要な事
PDCAサイクルはきちんと活用すれば非常に便利な方法ですが、なかなか続けられないという方も少なくありません。
PDCAサイクルを回し続ける為には、目標をとにかく具体的に、明確にすることが大切です。
数字などを使って具体的な目標を立てることで、目標に対してやるべきことが明確になりますので、次に自分が動くべきことが分かり、目標達成もしやすくなるでしょう。